エフェクターブランドminimichineのブログ

奈良県のエフェクターブランド“minimichine(ミニミシン)”のブログです!


空きっ腹に酒 10カウント ファイナル にお邪魔してきました!

こんにちは、minimichineです。

 

タイトルの通り、先日空きっ腹に酒の企画イベント「10カウント ファイナル」にお邪魔してきました。

 

 

この日正式にメンバーとして加入されたベーシストのシンディさんに、“たまゆら”をご愛用いただいているというご縁があり、お招きいただいたのです。

 

 

 

 

ライブは熱狂アンド熱狂。楽器自体はシンプルなサウンドで音数も多くないはずなのに、ものすごい密度で不思議だよなあと思いながら、音の海に溺れておりました。

 

 

 

 

ニューアルバム『愛と哲学』も7/1にリリースとのこと。

それに伴うツアーも開催されるので、お近くの方はぜひ会場へ遊びに行ってみてください!

 

新作“つまみぐい”発表しました!

こんにちは、minimichineです。

 

ツイッターなどですでにご紹介しておりますが、先日新作となるブレンダー“つまみぐい”を発表しました!

  

 

機能としては普通のブレンダー(SEND/RETURNに接続したエフェクターの音と原音をミックスするもの)なのですが、ひと味ちがうのは「Re:TONE」ツマミの搭載です。

 

「Re:TONE」は、SEND/RETURNに接続したエフェクターの低音をカットするツマミなのです。

 

例えば“つまみぐい”のSEND/RETURNにコーラスを接続した場合、普通にブレンドするだけでは低音が濁って聴こえてしまうことがあります。

 

そういった場合に、「Re:TONE」ツマミでコーラスの低音を調節してやれば、よりスッキリとして聴こえる、というわけです。

 

原音自体はそのまま出力されていますから、低音全体がスカスカになる、ということもありません(これがポイントです)。

 

中央には位相切替のスイッチも搭載しておりますので、様々な種類のエフェクターに対応します。

 

 

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ピザを“つまみぐい”。デザインは松下彩音さんにお願いしました(ayane.m (@planariaaa) | Twitter)。

 

 

このモデル、本来であれば昨年11月に行なわれました楽器フェアで発表する予定だったのですが、試作機を作っても作っても納得いかず、結局この時期まで発表が遅れることとなりました。

 

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楽器フェアの模様。「とりあえず並べといてください!」とお願いしていました笑。

 

 

“たまゆら”同様、宮地楽器の別注モデルということになりますが、担当さんとは何台も試作機をやりとりして、あーでもない、こーでもないと続け、ようやく発表にこぎつけました。

 

以下はその宮地楽器の担当さんによるレビュー、かなり気合が入っております。

 

 

ギタリストだけではなく、ベーシストの方にも有効にお使いいただけます!

 

是非、よろしくお願いいたします。

楽器の買い取りをはじめました。

こんにちは、minimichineです。

 

ここ1ヶ月ほど、何度も何度も警察に足を運んでいました。

「何かやったのか!?」

いえいえ、そうではございません。

 

古物商の許可を取りに行ってきたのです。

 

書類は全て揃えてよし提出で終わりだな〜、なんて喜楽に構えていた1月前が懐かしい…。

実際は記載ミスなど細かく細かく突っ込まれ、結局4〜5回は書類を作り直しては提出を繰り返し、先日ようやく許可が出ました。

 

いやあ大変でした…。

 

その大変なことをしてまでやりたかったこと!

 

それは中古楽器の買い取り、販売です。

 

 

「なぜエフェクターを作っている人が中古品を扱うの?」

 

そう思われている方もいるかと思います。

 

新しいエフェクターを作る際には色々と下準備が必要で、【他社製品の分析】も大切な下準備です。

 

ですが、私のように個人でやっておりますと、なかなかたくさんの製品を購入・分析ということが難しいというのが現状です。

 

そこで、皆様が必要でなくなった楽器をお売りいただき、それを分析・再販売させていただくことで、たくさんの情報を仕入れ、新製品の開発に活かしたい。

 

そういう考えから、今回の古物商取得と至った次第です。

 

また、minimichine製品のご購入をご検討の方には、買取価格が20%アップ(!)する下取りもさせていただければと考えております。

 

詳しくはホームページに記載しております。

 

必要でなくなった機材がございましたら、minimichine@gmail.comまで、お気軽にご連絡頂けましたら幸いです。

また、ツイッターで商品の画像など状態をお伝えいただければ、DM等で買取金額のご返信などもさせていただきます。

 

 

初の試みで色々とご面倒をおかけすることもあるかと思います。

お預かりした品物はしっかりと自分の糧にさせていただきます。

 

何卒よろしくお願い申し上げます。

Fender Japan TL71-58売却します!

こんにちは、minimichineです。

 

突然ですが、機材整理のため私の手持ちのフェンダージャパンのテレキャスターを売却いたします。

 

なかなかお目にかかれないモデル&カラーなので、随分悩みましたが、倉庫の肥やしになるよりは、ガシガシ弾いていただけた方がギターも嬉しいだろうと思い決めました。

 

売却内容詳細は

にてご確認ください。

 

以下、販売ページに貼りきれなかった画像をガンガン載せていきます。

 

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カラーはサーモンピンクと言えばいいでしょうか。購入した楽器店が別注した特別カラーでした。この画像が一番見た目に近いです。

 

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いくらか打痕、塗装剥がれがございます。

 

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ペグはシャーラーF-KEYです。

 

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金属パーツ、ボディー共に磨きました。

 

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ネックはほぼ真っ直ぐ、トラスロッドは購入後回しておりませんので随分余裕あるかと思います。

 

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フレットは7〜8分ほど残っております。

 

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ピックアップはフロント・リア共にセイモアダンカン製に交換済。

 

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配線材、コンデンサ共に交換しております。

 

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撮影していると、本当にいい色だなあ〜って思いますね。

 

ガンガン演奏頂ける方、いかがでしょう!

 

詳しくは

またはminimichine@gmail.comまで!

 

【minimichineではギター・ベース・エフェクターやマイクなどのレコーディング機器の買い取り・下取りを行なっております。必要でなくなった機材をぜひお売りください。】

エフェクターの修理

こんにちは、minimichineです。

 

ここのところの奈良は雨の日ばかりで、エフェクターの塗装はもちろんですが、趣味で作っているギターの塗装が全然できなくて困っています。

 

 

さて、今回はエフェクターの修理のお話です。

 

と言っても、minimichineでは基本的に当方の製品以外のものの修理はお引き受けしておりません。

 

なにぶん辺鄙なところで営業しておりますので、修理するにしても発着送料がかかったりしてしまいます。そんなことなら近場の楽器店さんに依頼をされたほうが色々とスムーズですよね。

 

 

今回修理を依頼されたのはウワノソラというバンドの角谷さん。

 

以前より親交があり、お会いした際にいくつか修理をお引き受けしました。

 

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見た瞬間「やりたくないなあ〜」って思いました。笑

 

なんせ古いものですし、価値がありますから…。

 

故障箇所はDCジャックで、プラグがグラつく、ということでした。

 

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開けてみるとジャック自体が割れちゃってました。

 

本来なら新しいジャックと取り替えればと思うのですが、なにぶんOD-1ですので、現状維持を優先。

 

とりあえず接着剤で補修し、接点を少しヤスリがけ、復活剤を吹き付けて作業は終了。

 

簡単な修理でよかったと胸を撫で下ろしたのでした。

 

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ちなみに、オペアンプはNEC製でした。

 

 

もう一つ、VOXワウのガリノイズの修理も頼まれていたのですが、そちらはエアダスターでポットのゴミを取り、同じく復活剤で無事ノイズ除去できました。

 

 

ウワノソラは、4/18にアナログ7インチで1stシングルをリリース予定とのこと。

 

 

また、今年夏ごろに別名義でアルバム『Portrait in Rock ’n’ Roll』もリリース予定。 

 

 

ぜひチェックを!

デザインのこと

こんにちは、minimichineです。

 

minimichineでは歪みを中心に色々とラインナップしておりますが、最も気を使っているのはやはり“デザイン”です。

 

もちろんエフェクターは音が良くてナンボのものですので、回路を作る時には長い時間をかけてテスト&ヒアリングを繰り返し、自分以外の方にも試奏していただいたり…といったことをするわけです(このお話はまた別の機会にいたします)。

 

 

デザインの良いエフェクターって、それだけで何だかいい音がする気がしますし、使っていても満足感が段違いに高いです。

 

「今からコイツを踏むぞ!」みたいな気持ちの高まりは、間違いなく演奏にも良い影響を及ぼすはず。

 

例えばライヴでソロを弾くときに踏むブースターのデザインなんて、最もデザインに気を使って選ぶべきものじゃないか、なんて思ったりしています(笑)。

 

 

またminimichineでは“愛らしい”を合言葉にデザインを考えていますが、その理由は男性・女性問わず手にとってもらいたい、という思いがあるからです。

 

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こういったデザインのエフェクターって、そんなに多くはありません。

 

シンプルに英字で商品名を記載したもののほうが圧倒的に多いです。

 

もちろん私はそういうデザインも大好きですが、選択肢として“シンプル”ではなく“かわいい!”エフェクターがあってもいいんじゃない。

 

根っこにあるのはそういう思いです。

 

 

 

さて、先日GOOD BYE APRILというバンドのライヴを観てきました。

 

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ベーシストの延本文音さんに、ベースオーバードライブ“たまゆら”をご愛用いただいているというご縁があり、お誘いいただきました。

 

 

 

 

この曲ホント好きなんですよね。ライヴでも演奏素晴らしかったです!

 

 

元々エフェクターはほとんど使っていなかったという延本さんですが、ライヴでは常時ONにしたプリアンプ的な使い方を中心に、曲によって歪みを加えていたとのこと。グッと締まった低音を堪能させていただきました。

 

 

 

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やっぱり女性に手に取ってもらえると嬉しい!

 

 

GOOD BYE APRILは4/19(日)に、下北沢GARAGEにてワンマンライヴを行なうとのこと。是非皆様チェックを!

 

 

こんにちは。

みなさまこんにちは、奈良県のエフェクターブランド “minimichine(ミニミシン)” です。

これまではホームページツイッターなどで色々とご紹介をしてまいりましたが、もうちょっとしっかり書きたいな〜と思うことがあり、ブログをはじめることにしました。

 

さて、早速ですが近況を…

 

去る3/1日、京都にあります大江能楽堂にて、空中ループさんのライヴ

を観てきました!

 

 

もともとベーシストの森 勇太さんに、minimichineのベースオーバードライブ“たまゆら”をご愛用いただいていたこともあり、ご招待いただいた、というわけです。

 

そもそも、“たまゆら”は森さんから「“まほろば”をベース用に使ってみたい」というお話をいただいて完成したモデルなんです。

 

 

会場限定で販売されたシングル「梢」でも“たまゆら”はご使用いただいており、最初に音源を聴いた時には嬉しさと感動で打ち震えました。

 

 

私はベーシストというわけではなく、演奏頻度はギターの方が多いので、正直製作前には「ベースの歪みってどんなだろうな?」と半信半疑&試行錯誤が続きました。

 

ですが実際こうやってバンドで合わせて音源となって、聴いてみると本当に製作してよかったと思いましたし、やっていたことが間違いではなかったと確信できました。

 

 

当日のライヴでは、アコースティックなセットということもあり、“たまゆら”使用はこの1曲のみ。もうスイッチを入れた瞬間から「壊れやしないか」と不安で仕方なかったですが(笑)、もちろんそんなことはなく、素晴らしいアンサンブルを支えていました。

 

個人的に空中ループさんは好きなバンドでしたので、単純にライヴにお誘い頂けるという嬉しさもありましたが、やはり自分の作った機材の活躍を目の当たりにできた気分は最高! 演奏を何倍にも引き立てる会場の雰囲気も素晴らしかったです。能楽堂でライヴなんて、あまりありませんよね? 対バンのsleepy.acから、イベント全体を包む空気感にグッと引き込まれた印象でした。

 

 

その森さんから、当日のお写真をいただきましたので、こちらで公開して、締めとさせていただきます。

 

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能楽堂仕様のピックガートが美しい!